Cinema

東京小説 〜乙桜学園祭〜3

あらすじ
2人の人気作家が、“東京でひとりぼっちの少女”をテーマに映画監督に初挑戦
『人形姫と王子』
拒食症で白い服しか着ない心を閉ざした少女、ナジュ。ナジュは5人の男の中からダーツでその日にデートする相手を決め男と会う時はいつも黒い服を着る。男には別の彼女がいてそれを承知しながらも、1番にはなれないことでナジュは孤独感を深めていく。そんな中、いつも行くクリーニング屋に洋服を取りに行くと中にはモーヴ色のワンピースが。別の人のかと思ったが、中にはクリーニング屋を辞めたアルバイトの高瀬恒史からの手紙があった。そこには、ナジュが染みが取れないなら捨てると言ったお気に入りの白のワンピースを勝手にモーヴ色に染めてしまったことの謝罪と、あなたには白以外にもたくさん似合う色があると書かれていた。ただのクリーニング屋の従業員だった高瀬が特別な存在へと変化し――
『立体東京 3D−TOKO』
東京を一人彷徨う少女を描いた無声映画。ストーリーに関しては、何も知らずに見た方が面白いと思ったので触れません。3D眼鏡を掛けますが、立体映像感を出すためのものであって、何かが飛び出してきたりそんなサプライズはありません。安達寛高監督の奥さまの押井友絵主演作。

感想
人魚姫と王子は、予告編ムービーを見てあまり期待出来ないかもって思ってたけど、部分部分がけっこう好きなシーンとかありました。ただやっぱり映像が粗いのが気になります。ナジュの独白のシーンが好きです。興味があるなら見た方が良いかもな作品です。人形がちらっと出てくるのですが、人形提供が恋月姫さまでした。
立体東京は、ストーリー知らなかった方が楽しめた気がします。セリフがないのでストーリーがやや説明気味だけど、試みとしては面白かったです。

上映後の両監督のトークがとても面白かったのが印象的でした。

オーロラ4

オーロラあらすじ
踊りを禁じられた王国の王女、オーロラは父の目を盗んでは弟を連れて踊りに興じていた。オーロラの踊りの才能は素晴らしく、王妃が禁を解いてはと勧めるが、父である国王はそれを許さなかった。
財政の傾いだ王国は国の為にオーロラを政略結婚させようと舞踏会を開くことに。オーロラは公の場で踊れることに興味を示すが、踊るのは簡単なメヌエットのみで退屈に思ってしまう。舞踏会のために王子におくるオーロラの肖像画を描く画家と出会い2人は次第に恋に落ちて行く。それを知った王は画家を牢獄へ幽閉され処刑されれることに――。
 『エトワール』のニルス・タヴェルニエ監督が描く、パリ・オペラ座トップダンサー出演のファンタジーバレエ映画。

感想
 舞踏会に招かれた王子は自国の舞踊を見せるのですが、アブダラ王子の国のアラビアンでなまめかしい踊りが1番素敵でした。マリ=アニエス・ジロのウエストのラインがとても綺麗。オーロラは足が綺麗で、ドレスから透ける足の美しさに見とれてしまいます。王妃様はうなじが綺麗で、ダンサーの方かと思ったら女優さんなのですね。
 これをバレエで上演したら、きっと素敵だと思う。

以下ネタバレを含むので鑑賞済みの方のみ続きを読むことをお勧めします。続きを読む

エコール5

エコール
あらすじ
『少女たちはどこから来て、どこへ行くのか?』
森の中の学校、そこでは6歳〜12歳の少女と2人の先生、そして年老いたメイドたちが暮らしている。
少女たちはある日柩に入れられ運ばれてくる。そして、男性を排除した世界でダンス・自然の生態を学ぶ。真っ白い制服に学年別の7色のリボンを身につけたイノセントな少女たち。不思議で美しい物語に少女だったあの頃の懐旧、少女への憧憬と共に森の中へと誘われる。

感想
少女たちはどこへ行くのか分からずに映画は幕を閉じます。ストーリーには彼女たちの行方を示唆する所がありますが、終わりのビアンカの笑顔に希望を感じました。
ビアンカに懐くイリスが可愛い。私ははビアンカが好きです。彼女の仕草がとても愛らしい。

アニエスベーロリータのお洋服を着て一人エコールがしたい…(え)
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